肥満の汗かきは代謝がいいわけじゃない!
人間の体には体温調節を行うためのさまざまな機能があり、汗もその一種です。
汗が蒸発するときに生まれる「気化熱」により、皮膚の温度を下げることで体温を一定の状態に保とうとします。
体内の熱はすぐ皮膚に伝わるのが通常ですが、肥満傾向の人は皮膚の下に分厚い皮下脂肪があり、これが断熱材のように熱伝導を一気に悪くします。
どれだけ体が熱を発散しようとしても、皮下脂肪が壁となるので熱がこもりやすくなります。
その為 肥満傾向の人はそうでない人と比べて、なんとかして体温調節しようとし体温が上昇しやすく、大量の汗をかいてしまいます。
太っているとなぜ汗をかきやすいの?
肥満の人が汗かきになりやすいのは、このように通常の発汗では体温を調節しきれないことが原因です。
正常に熱を発散できないことにより大量の汗をかいているので、体には負担が掛かっています。
結論【肥満の汗かきは、、正に魔法瓶‼】汗が多いから必ずしも代謝が良いわけじゃない!
皮下脂肪は熱の伝導性が悪いため、表面は冷たいけど内側は暑い状態。なので熱中症にもご注意ください。
更年期におきる代表的な症状→ホットフラッシュはホルモンや自律神経の乱れ,ストレス,血圧も関係します。
ホットフラッシュ他、動悸,イライラ,不眠等…更年期障害の症状には個人差があります。その波の大小を決めるのは、自分自身のそれまでの生活習慣が大きく影響します。
よい代謝とは?
「代謝が良い状態」とは…生きていくために必要なエネルギー消費が活発に行われている状態のこと。
生きていくために必要なエネルギーとは▶心臓の動きや呼吸, 体温の維持などで消費されるエネルギーのことで、何もしなくても消費されます。
これは基礎代謝と呼ばれ、人間が1日に消費するエネルギーのうち約60%を占めているとされています。
基礎代謝が高い方はエネルギーを消費する際にたくさんの熱を発生させているので、体温が高く汗をかきやすいです。
何もしなくてもしっかりエネルギー消費ができるため、太りにくく痩せやすい体質であるともいえます‼
一方、肥満傾向にある方が汗を大量にかくのは、お伝えした通り正常な体温調節では熱の発散が間に合わないからです。
健康的な状態とはいえず、代謝が良いわけではありません。
身体を温めるには、外からのケアも勿論ですが、根本から整えるならまずはインナーケアです!!熱産生能力が高い栄養素こそ、タンパク質です。
太ってる人ほど「暑がりの冷え性」になる傾向にもあるそうです。
これはもぅ八方塞がり状態。。肥満は病気の入口です。兎にも角にも、早く痩せる!が一番。
寿命がどれだけ延びたとしても、病気で長生きなんて何も楽しくありません⤵ いつでもサポートさせていただきます。お気軽にご相談ください。